マメになれない豆日記

マメになれない緑豆の奨学金返還完了までの記録。 スタート時(25歳):848万6000円 2020/6/10現在(37歳): 71万円

奨学金を返還しよう ~何も出来ない人はいない~

こんにちは、緑豆です。

私には子供はいませんが
甥っ子が一人います。

彼は軽度の発達障害
同じ年代の子供より
喋るのが遅く
足も遅く
勉強もつまずいていて
じっと座っているのが苦手で
人の話を聞くことが苦手で
友達もうまく作れなくて。

そんな彼にママ(私からすると妹)は
イライラして思わず
「足も遅い、勉強もできない、お友達もできない、◯◯はなんで何にもできないの!!」
と怒鳴ってしまったそうです。

すると彼は
「ママ、僕が何にもできなくてごめんね」と申し訳なさそうに謝り
その日の夜 お布団に入ってから
「お味噌汁を食べれるようになったよ。水に潜れるようになったよ。おかたずけができるようになったよ。足し算ができるようになったよ。。」と
ひとつひとつ自分が出来るようになったことを
ママや周りの大人が誉めた事を全部覚えていて
それをひとつひとつ自分に言い聞かせるように
眠るまで100個以上呟いていたそうです。



何もできない人はいない。

遅くても めっちゃ遅くても
少しづつでも 人は変化している。
歩けなかった子が歩けるようになって
最初は誉められてもすぐに
出来てることが当たり前になって
誰も誉めなくなって。
成長が周りよりもおそかったりすると
今度は出来てない事で叱られて。

何もできなくてごめんね なんてもう二度と言わなくていいように、
離れているので あまり会えませんが、
それでも会うたびに 出来るようになった所を
沢山見つけて
沢山誉めて
小さな成長を陰ながら見守りたいと思いました。

私も甥っ子のように
私自身の小さな成長を大切にしようと思いました。
同じ「出来ない」でも
一回目の「出来ない」と
二回目の「出来ない」とは
失敗の数だけ 少しは「出来る」に近い「出来ない」であると信じたい。

子供からは 学ぶ事だらけです。

それではまた。